農研機構遺伝資源センターは、農林水産省より2018年度から「海外植物遺伝資源の民間等への提供促進(PGRAsia)」プロジェクトを受託しています。本プロジェクトでは、アジア諸国(*1)のジーンバンク等と農研機構を中心とする研究チームが連携して野菜を中心とする植物遺伝資源(*2)の探索収集と特性評価を共同で行い、植物遺伝資源の利用促進に取組んでいます。

今回はWebシンポジウムとして、最近のプロジェクトの成果の発表と植物遺伝資源に関する講演を行います。

*1 ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、キルギス
*2 キュウリ、メロン、カボチャ、ナス、トウガラシ、アマランサス、アブラナ類、トマト

▼講演タイトルと講師
[プロジェクトの成果発表]
・PGRAsiaプロジェクトの概要について(農研機構遺伝資源センター 川口健太郎)
・キルギスにおける植物遺伝資源探索(2019)(筑波大学 吉岡洋輔)
・ウリ科野菜の有望系統(農研機構野菜花き研究部門  川頭洋一)
・ナス科野菜遺伝資源の探索と特性評価(農研機構野菜花き研究部門  松永啓)

[遺伝資源研究会]
・PRISMによる植物遺伝資源に関する新規プロジェクト計画(農研機構遺伝資源センター 内藤健)
・国際条約におけるDSIに関する交渉の現状(総合地球環境学研究所研究部 小林邦彦)

開催日時 2020年11月17日(火) 13:15~14:45
募集定員 150名(先着順)
申込受付期間 2020年10月23日(金) 17:00~ 2020年11月16日(月) 17:00

セミナーは終了しました